STUDIO CENTO COSE
― 快適な靴を履くことは、己の身体への最大のリスペクトである ―
昔、オーナーが持っていた『最高級靴読本』なるとてもマニアックな雑誌に掲載されていた一文。
歩行という運動をする上で、人間の身体にとって唯一地面と接する部分である足を保護する為の言わば防具として生まれた靴に対する哲学がその言葉には含まれていると、私は解釈しています。
元来は、紀元前2000年辺りに古代エジプトにて貴族や王室の要人が、一般人と差別化をはかる為に履いたサンダル状の物体が起源だといわれる説が最も有力ですが、きっと其処には本当はもっともっと深い歴史があると思われます。
長い時空を超え、人類と共にステータス性・デザイン性・若しくは機能性を育んできた靴。
いろんな靴に触れ、いろんなことを感じ、自らを高めて頂く為に弊店は靴を販売しております。
そんな思いを込めて靴だけの空間を制作致しました。